当研究室では「生命を可視的に捉える」研究を、主に植物細胞を材料に取り組んでいます。私たちは、画像を通して生命を可視的に捉える学問領域を画像生物学(Imaging Biology)と呼ぶことを提唱し、2017年に画像生物学研究室をオープンしました。近年のさまざまなイメージング装置の開発や、機械学習を含む画像解析技術の発展を背景に、画像に基づく生命現象の定量的解析は、生物を理解するうえで必要不可欠な研究アプローチになっています。私たちは顕微鏡や画像解析の技術を活用して、新しい生命現象を見出す研究を目指しています。